こどものやまい

Amazonでのコメント:懐かしさ
かつて宮沢賢治や稲垣足穂の童話に夢中になった文学少年少女にお薦めの漫画短編集。

Amazonでのコメント:懐かしさ
かつて宮沢賢治や稲垣足穂の童話に夢中になった文学少年少女にお薦めの漫画短編集。
ほぼ全編に渡って描かれているのは、子供、とりわけ少年の目から見た日常である。現実的な大人の日々とは異なり、少年はかくも幻想的な日常を常に体験しているのである。
この漫画の良さは、そんな日常をリアルタイムで感じる少年達には分からないであろう。この作品集は「共感」するというよりはむしろ「懐かしむ」のに適しているのだ。幻想という大切なものをいつの間にか何処かへ置き去りにして来てしまった大人だからこそ、描かれている世界を感じ、其処に遊ぶことが出来るのである。
宮沢賢治の作品を漫画化した「祭りの晩」や、天体趣味溢れる「銀河の柳」「星の帰り径」など、それらの作品群は何度読み返しても面白い。ストーリー云々とは異なった部分で楽しめる作品ばかりである。
こどものやまい
