構造こわし―組織変革の心理学
Amazonでのコメント:構造こわし
組織にも人間とおなじように寿命はある。
構造作りが、作業の効率化には必要であるが、ある一定の段階がくるとせっかくつくった構造をこわさなければならない。
当然、抵抗はでてくる。なぜなら、せっかくつくったものだから。そして、せっかくうまく機能していたのだから。
しかし、構造こわしをおこなわなければ。。。人間の老化と同じように、組織にもがたがくる。新たな波にのれない。まるで、機械化、情報化についていけなくなった人のように。。。
非常にわかりやすく、書かれてありますので、一度読まれてみることをおすすめします。変革の必要性、わかってはいるけど中々動けない人というものがよくわかります。
ワイルダーのアダムセオリー 未来の値動きがわかる究極の再帰理論
Amazonでのコメント:微妙ですねぇ・・・
現在チャートで使用されている数々の指標を開発した事で知られ、テクニカル分析の世界にその名を轟かすワイルダー。「ワイルダーが100万ドルで買った」「未来の値動きがわかる」などの言葉に釣られ、私も買ってみた。彼は著作が少ない事もあり、きっと相当なものなのだろうと思い、私はかなりの期待をもっていた。
読んでみると、巷に溢れる相場本とは全く違い、とにかくシンプルで意味深な感じ。少しずつ、じらしながら話を展開していく。
で、読み終わった感想。
確かに、何にでも適用はできそう。
でも、あまりに普遍的過ぎますね。特に、上げと下げを同一視する点で、株式に適用するには根本的なところで無理があると思う。
あの値段で、この薄さで、この内容、ですか。
あのコワモテに似合わず、最後の方では結構カワイイ(私にはそう感じられた)ことを書いていたりするあたり、悪気はないのかもしれない。
でも「トレーダーとはやはり商売人なのか」と思う人もいるのではないだろうか。
私の理解力が足りないのか、私にはこの理論はシンプルすぎて使いこなせない。
私がこの本から得た一番の教訓は、
「ああ、やはり相場は他力本願じゃダメなんだ」
ということでした。
内容自体は★1つ。以上の教訓が得られたので、★2つ。
ワイルダーが100万ドルで買ったノウハウ お奨め!
近代テクニカル分析の父J・ウエルズ・ワイルダー氏がジム・スローマンから、なんと100万ドル出して購入した理論こそがアダムセオリーです。あれほどのテクニカル・インディケーターを開発してきたワイルダーが100万ドルも出して買ったというから驚きです。それほどまでに彼を唸らせた理論とは、いったいどのようなロジックだったのでしょうか?
それは未来の価格を予測する理論でした。未来の価格を予測というと占いなどのオカルトを連想しがちですが、アダムセオリーはマーケットの再帰をシンプルに表したものです。多くの投資家・投機家に、ぜひ一読をお奨めします。
ただのペテンか神の方程式か
RSIなど数々のテクニカル指標を生み出した天才テクニカル・アナリストであるワイルダーの著作です。ここで紹介されているのは、何と「チャートをある点でひっくり返す」という非常に不思議な手法です。
この方法論にはおそらく、賛否両論があるでしょう。大半の人は馬鹿馬鹿しく思い、笑い飛ばすでしょう。しかし、実はこの手法、結構役に立つのです。正確な価格水準はともかく、ある一定のルールを転換点に特定できると、チャート上の次の転換点は比較的正確に(?)推測できます。
将来を予測する方法論として、研究してみる価値はあります。個人的にはこれに近い方法論を使って、為替の長期予測に役立てていました。
金融不況脱出
Amazonでのコメント:ハメルーンの笛吹き に踊らされないように
非常に現実的な議論が展開されている作品です。"逃避の代償"、"バランスシート不況"等の著作とと一緒に熟読していただければ、現在の問題の構図がよく理解されると思われます。企業のバランスシート調整から出る負担を金融機関が引き受ける。金融機関が引き受けられなければ、それは政府が引き受けることになる。なぜなら、公的セクター以外にリスクの引き受け手はいない。そしてこれにより負担の時間ギャップを確保する。ということで国債は、信用リスクの社会化の凝縮されたものとなり、つまりマクロベースでのdebt restructuring の負担をすべて引き受けることになり、国債の信用リスクはこのプロセスでは一番高まることになる。国債がある時点では一番信用リスクが高くなるわけです。しかし、オーバーキルを避け、時間をかけて、漸次、企業セクターの収益で回復していく。そして最終的には政府債務のdebt consolidationを成功裡に行う。外貨準備の拘束のない日本にはその資源と時間があるということです。最近無責任によく引き合いに出される韓国との比較の非現実性についても明確に述べられています。また、一種のリスクの社会化の下で成功した日本の疑似エクイティ型の貸出しの限界や現実に進みつつあるエクイティ・デット・スワップの流れ、繰り延べ税金資産の銀行経営者にとっての性格付け等についても鋭いコメントが述べられています。日本型システムが持ったその必然性とその合理性の新しい環境の中での再適応を探る非常にpassionateな著作です。
「出島式」株式投資実践術―柴田法則をネット時代に生かす
Amazonでのコメント:ちょっと個性的な株式投資入門書
投資顧問業の著者が、具体的な投資法以前に、株式投資や証券会社の裏事情みたいなことを述べており、それが面白かった。インターネット取引の利点や投資家が陥りやすい罠の話も、初心者には役に立つと思う。
トレーディング法「柴田法則」の素晴らしさや、売買の成果については詳しく述べられているが、その売買シグナルの具体的な導出方法については、「奥義」なのか明確な記述は無かったのが残念である。